刀の基礎知識

日本刀ランキング

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刀剣ワールド財団には、太刀をはじめ、打刀、短刀、脇差など、様々な種類の日本刀が、時代を問わず所蔵されています。刀剣ワールド財団が所蔵している日本刀のなかでも、特に人気のある上位15位の日本刀を、ランキング形式で順番に観ていきましょう。

1位:短刀 銘 来国光(名物 有楽来国光)

「短刀 銘 来国光」(たんとう めい らいくにみつ)は、鎌倉時代末期に山城国(現在の京都府)で活躍した「来派」(らいは)の刀工「来国光」(らいくにみつ)の手による短刀です。

本短刀は、身幅(みはば)は広く、重ねも厚い、威風堂々たる姿鍛え小板目肌がつみ、湾れ(のたれ)に互の目(ぐのめ)が交じった大丁子乱れ(おおちょうじみだれ)の刃文(はもん)に、匂口(においぐち)深く、小沸(こにえ)も付いた刀身(とうしん)は、華やかで豪壮な作風をしています。諸大名が所持する名刀を記載した「享保名物帳」(きょうほうめいぶつちょう)にも記載された名物で、現在は国宝に指定されている1振です。

短刀 銘 来国光(名物 有楽来国光)
短刀 銘 来国光(名物 有楽来国光)
来国光
鑑定区分
国宝
刃長
27.7
所蔵・伝来
豊臣秀頼 →
織田有楽斎 →
刀剣ワールド財団
〔 東建コーポレーション 〕
  • 刀工「来国光」の情報と、制作した刀剣をご紹介します。

  • 五箇伝に関する基礎知識をご紹介します。

2位:太刀 銘 備州長船住景光

「太刀 銘 備州長船住景光」(たち めい びしゅうおさふねじゅうかげみつ)は、鎌倉時代に備前国(現在の岡山県東南部)で隆盛した刀工一門「長船派」(おさふねは)の名匠「景光」(かげみつ)の手による太刀

腰反りの浅い姿をしており、小板目肌がよくみ、細かい沸の付いた鍛えは乱映りが見えて美しく、景光の特徴がよく表わされています。刃文は小互の目乱れで、わずかに乱れて小丸に返った帽子は、「三作帽子」と呼ばれる、帽子技術に優れ、「長船三作」のひとりに数えられる景光の特徴です。

太刀 銘 備州長船住景光
太刀 銘 備州長船住景光
備州長船住景光
正和五年十月日
鑑定区分
重要文化財
刃長
75.8
所蔵・伝来
徳川家康 →
徳川家 →
徳川家達 →
刀剣ワールド財団
〔 東建コーポレーション 〕
  • 刀工「景光」の情報と、制作した刀剣をご紹介します。

  • 日本刀の歴史に名を残した、数々の名工をご紹介します。

3位:刀 無銘 伝正宗

「刀 無銘 伝正宗」(かたな むめい でんまさむね)は、鎌倉時代末期に相模国(現在の神奈川県)で活躍した名工「正宗」(まさむね)が作刀したと伝わる刀。

本刀は、江戸時代末期の天皇「孝明天皇」(こうめいてんのう)が佩用(はいよう:腰から下げること)しました。華やかな地景(ちけい)と、輝く冴えた沸は、正宗が確立した「相州伝」の作風をよく表わしていると言えます。

作者の正宗は、現代でも最も有名な刀工のひとりと言え、当時から名刀の作者として評価されました。江戸時代に編纂された享保名物帳には42振もの作刀が記載されています。

刀 無銘 伝正宗
刀 無銘 伝正宗
無銘
鑑定区分
特別重要刀剣
刃長
68.3
所蔵・伝来
孝明天皇→
刀剣ワールド財団
〔 東建コーポレーション 〕

刀工「正宗」の情報と、制作した刀剣をご紹介します。

4位:刀 銘 長曽祢興里入道乕徹

「刀 銘 長曽祢興里入道乕徹」(かたな めい ながそねおきさとにゅうどうこてつ)は、江戸時代中期頃に活躍した刀工「長曽祢虎徹」(ながそねこてつ)の手による刀です。

長曽祢虎徹は、入道して以降「こてつ」の名を名乗るようになり、「古徹」、「虎徹」、「乕徹」と3種類のを切りました。

数珠刃(じゅずば)風の刃文に、沸や地景、金筋(きんすじ)などが強く入るなど、刃中の働きが盛んで、地刃共に冴えているところは、長曽祢虎徹の特徴がよく表わされています。作者の長曽祢虎徹は、切れ味を称する「最上大業物」の1工に数えられる名匠で、「新撰組」の局長「近藤勇」が同工の作刀を佩用していた伝承でも有名です。

刀 銘 長曽祢興里入道乕徹
刀 銘 長曽祢興里入道乕徹
長曽祢興里
入道乕徹
鑑定区分
重要刀剣
刃長
68
所蔵・伝来
刀剣ワールド財団
〔 東建コーポレーション 〕
  • 刀工「長曽祢虎徹」の情報と、制作した刀剣をご紹介します。

  • 歴女に人気のある新撰組と、近藤勇、土方歳三、沖田総司についてご紹介します。

5位:刀 無銘 貞宗(重要文化財)

「刀 無銘 貞宗」(かたな むめい さだむね)は、重要文化財に指定された日本刀で、相模国の刀工「貞宗」(さだむね)により、南北朝時代に作刀されました。作者の貞宗は、正宗の直系の弟子にあたる名匠で、現存する在銘の作はなく、すべて無銘であることが特徴です。

本刀は、地鉄(じがね)が明るく冴え、相州伝の作風がよく表われていますが、師である正宗よりも総体的に穏やかな刃文を持ち、刃中の働きも、うっすらと積もった雪のような沸が見られる、静かな美しさが、貞宗の特徴をよく表わしています。

刀  無銘  貞宗(重要文化財)
刀 無銘 貞宗(重要文化財)
無銘
鑑定区分
重要文化財
刃長
69.1
所蔵・伝来
刀剣ワールド財団
〔 東建コーポレーション 〕

刀工「貞宗」の情報と、制作した刀剣をご紹介します。

6位:短刀 銘 備州長船住長義(名物 大坂長義)

「短刀 銘 備州長船住長義」(たんとう めい びしゅうおさふねじゅうちょうぎ)は、南北朝時代に活躍した長船派の刀工「長義」(ながよし)の手による短刀です。号を「大坂長義」と言い、一説では、大坂城内で「前田利家」が「豊臣秀吉」から拝領したことが号の由来とされます。

板目肌立ちごころに地沸の強く付いた鍛えに、大乱れの刃文にや金筋がかかるなどの働きが入った豪壮で華やかな作風は、相州伝と「備前伝」を交えた長義の特徴が表われています。

短刀  銘  備州長船住長義
短刀 銘 備州長船住長義(名物 大坂長義)
表:備州長船
住長義
裏:正平十五年
五月日
鑑定区分
重要文化財
刃長
27.7
所蔵・伝来
豊臣秀吉→
前田利家→
刀剣ワールド財団
〔 東建コーポレーション 〕
  • 豊臣秀吉のエピソードや、関連のある刀剣・日本刀をご紹介します。

  • 前田利家のエピソードをはじめ、それに関係する人物や戦い(合戦)をご紹介します。

  • 前田利家のエピソードや、関連のある刀剣・日本刀をご紹介します。

  • 歴史を動かした有名な戦国武将や戦い(合戦)をご紹介!

  • 日本刀の歴史に名を残した、数々の名工をご紹介します。

  • 豊臣秀吉と城
    豊臣秀吉の生涯と、ゆかりのある城について紹介します。
  • 刀工「長義」の情報と、制作した刀剣をご紹介します。

7位:太刀 銘 国行

「太刀 銘 国行」(たち めい くにゆき)は、「山城伝」の代表的な刀工一派「来派」の開祖とされる刀工「来国行」(らいくにゆき)の手による太刀。本太刀はやや細身で踏ん張りのある姿をしており、小乱れの刃文には小沸が付き、匂深く金筋がかかるなどの働きが美しい、古雅な風格がある名刀です。

来国行の作風は、本太刀のような優美な平安時代風のものと、鎌倉時代に流行した、豪壮で力強い作風の2つに大別されます。

太刀 銘 国行
太刀 銘 国行
国行
鑑定区分
重要文化財
刃長
74.5
所蔵・伝来
刀剣ワールド財団
〔 東建コーポレーション 〕
  • 日本刀の歴史に名を残した、数々の名工をご紹介します。

  • 刀工「来国行」の情報と、制作した刀剣をご紹介します。

8位:刀 無銘 吉岡一文字

「刀 無銘 吉岡一文字」(かたな むめい よしおかいちもんじ)は、備前国の刀工一派「吉岡一文字」の刀工「助光」(すけみつ)の手による刀です。

乱れ映りが見事に立ち、大丁子乱れに互の目乱れが交じり、飛焼(とびやき)の入った華やかな刃文は、吉岡一文字を代表する豪壮さがあります。作者の助光は、吉岡一文字の開祖「助吉」(すけよし)の息子、もしくは弟とされ、一門随一の名工とされました。

刀 無銘 吉岡一文字
刀 無銘 吉岡一文字
無銘
鑑定区分
重要文化財
刃長
69.1
所蔵・伝来
刀剣ワールド財団
〔 東建コーポレーション 〕

刀工「助光」の情報と、制作した刀剣をご紹介します。

9位:太刀 銘 豊後国行平作

「太刀 銘 豊後国行平作」(たち めい ぶんごのくにゆきひらさく)は、鎌倉時代初期に豊後国(現在の大分県)の刀工「行平」(ゆきひら)により作刀された太刀です。作者の行平は、「後鳥羽上皇」(ごとばじょうこう)の御番鍛冶(ごばんかじ)を務めた人物で、本太刀は徳川御三卿のひとつ「一橋徳川家」に伝来しました。

腰反りが深く、先幅が細くなった小鋒/小切先である古雅な太刀姿の本太刀は、品格のある日本刀を作刀した行平の作風を感じられる1振です。

太刀 銘 豊後国行平作
太刀 銘 豊後国行平作
豊後国行平作
鑑定区分
特別重要刀剣
刃長
77.3
所蔵・伝来
一橋徳川家伝来→
刀剣ワールド財団
〔 東建コーポレーション 〕
  • 刀工「行平」の情報と、制作した刀剣をご紹介します。

  • 皇室・公家に関連する刀剣の歴史などをご紹介します。

  • 歴史上の人物と日本刀にまつわるエピソードをまとめました。

10位:太刀 銘 長光

「太刀 銘 長光」(たち めい ながみつ)は、長船派の始祖「光忠」(みつただ)の息子で、長船三作のひとりに数えられる名工「長光」(ながみつ)の手による太刀。

長光は「丁子映りの名人」とも呼ばれ、その作刀は、蛙子丁子(かわずこちょうじ)や、大丁子乱れなどの華やかな刃文がよく知られていますが、本太刀は直刃調(すぐはちょう)の刃文に、細かな乱れや働きが見られる、穏やかな作風です。板目肌がよく詰み、細かな地景と地沸が交じった精緻な鍛えの本太刀は、長光在銘作のなかでもとりわけ優れた1振とされます。

太刀 銘 長光
太刀 銘 長光
長光
鑑定区分
特別重要刀剣
刃長
75.9
所蔵・伝来
刀剣ワールド財団
〔 東建コーポレーション 〕

刀工「長光」の情報と、制作した刀剣をご紹介します。

11位:刀 無銘 伝安綱

「刀 無銘 伝安綱」(かたな むめい でんやすつな)は、日本刀の様式が成立した平安時代に、伯耆国(現在の鳥取県)の大原で活躍した、「刀工の祖」と呼ばれる名匠「安綱」(やすつな)が作刀したとされる刀です。

本刀は、板目肌に大板目肌が交じった鍛えに、刃文は小乱れと小丁子が交じり、砂流しや金筋がかかるなど、繊細な刃中の働きも見られ、安綱の優雅な作風が表われています。安綱は、「日本三名匠」のひとりに数えられ、「天下五剣」の1振である「童子切安綱」(どうじぎりやすつな)を作刀しました。

刀 無銘 伝安綱
刀 無銘 伝安綱
無銘
鑑定区分
重要刀剣
刃長
79.3
所蔵・伝来
西園寺家→
豊臣秀吉→
西園寺家→
刀剣ワールド財団
〔 東建コーポレーション 〕
  • 刀工「安綱」の情報と、制作した刀剣をご紹介します。

  • 刀剣に関する基礎知識をご紹介します。

  • 日本刀の歴史に名を残した、数々の名工をご紹介します。

  • 天下五剣に数えられる「童子切安綱」の刀工やエピソードについて解説します。

12位:刀 銘 肥前国忠吉(倶利伽羅)

「刀 銘 肥前国忠吉」(かたな めい ひぜんのくにただよし)は、江戸時代初期に活躍した刀工「肥前国忠吉」による刀です。

小湾れ(このたれ)を主に小互の目(こぐのめ)を交えた刃文が付いた刀身には、差表に「倶利伽羅」(くりから:不動明王の化身の竜王で、剣に巻き付いた意匠)が、差裏には「三鈷柄附剣」(さんこつかつきけん)が彫られ、刀身を華やかにしています。作者肥前国忠吉は、「新刀の祖」と呼ばれる「埋忠明寿」(うめただみょうじゅ)に師事し、作刀の面では、師を凌ぐほどの腕前と言われました。

刀 銘 肥前国忠吉(倶利伽羅)
刀 銘 肥前国忠吉(倶利伽羅)
肥前国忠吉
鑑定区分
特別重要刀剣
刃長
69
所蔵・伝来
刀剣ワールド財団
〔 東建コーポレーション 〕

刀工「埋忠明寿)」の情報と、制作した刀剣をご紹介します。

13位:刀 銘 兼元(孫六)

「刀 銘 兼元」(かたな めい かねもと)は、室町時代後期に美濃国(現在の岐阜県)で活躍した刀工「孫六兼元」(まごろくかねもと)の手による刀です。兼元の名は代々継承されていたことから、2代兼元は「孫六」と呼ばれ区別されました。

孫六の作刀は、「関の孫六三本杉」と称される、尖り互の目が一定の間隔で連なる刃文を特徴とし、本刀の刃文も、豪快で大きな乱れの刃文が見られます。孫六はその切れ味から「最上大業物」の1工に数えられ、現在でもその名跡が伝えられているのです。

刀 銘 兼元(孫六)
刀 銘 兼元(孫六)
兼元
鑑定区分
特別保存刀剣
刃長
71.1
所蔵・伝来
刀剣ワールド財団
〔 東建コーポレーション 〕

世界でも有数の刃物の産地として有名な岐阜県の「関市」についてご紹介します。

14位:刀 銘 井上真改

「刀 銘 井上真改」(かたな めい いのうえしんかい)は、作刀の美しさから「大坂正宗」(おおさかまさむね)とも称された名工「井上真改/真改国貞」(いのうえしんかい/しんかいくにさだ)の手による刀。「大坂新刀」を代表する刀工であり、朝廷に作品を献上した際に「十六花菊紋」を茎に入れることを許されたことから、本刀の佩裏には年紀銘と共に菊紋が彫られています。

本刀は、匂口が深く、明るく冴えた湾れの刃文に地沸が微塵に付いた、井上真改の本領が発揮された名刀です。

刀 銘 井上真改
刀 銘 井上真改
井上真改
鑑定区分
重要美術品
刃長
69.1
所蔵・伝来
刀剣ワールド財団
〔 東建コーポレーション 〕
  • 刀工「井上真改」の情報と、制作した刀剣をご紹介します。

  • 「大坂新刀」をはじめ、日本刀に関する基礎知識をご紹介します。

15位:刀 銘 水心子正秀 天明五年二月日彫同作

「刀 銘 水心子正秀 天明五年二月日彫同作」(かたな めい すいしんしまさひで てんみょうごねんにがつひほりどうさく)は、「江戸三作」のひとりに数えられ、「新々刀の祖」と言われる「水心子正秀」(すいしんしまさひで)により作刀されました。

相州伝風の大互の目に小湾れを交えた乱れの刃文は、地刃共に明るく冴えた豪壮な1振です。刀身に入れられた精緻な「倶利伽羅」の彫刻も、本刀の華やかさを一層引き立たせています。

刀 銘 水心子正秀 天明五年二月日彫同作
刀 銘 水心子正秀 天明五年二月日彫同作
水心子正秀 天明五年二月日彫同作
鑑定区分
特別保存刀剣
刃長
69.4
所蔵・伝来
刀剣ワールド財団
〔 東建コーポレーション 〕

日本刀の歴史に名を残した、数々の名工をご紹介します。

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日本刀の書物

日本刀の書物
近年、ゲームや舞台、アニメなどの影響で若い世代が日本刀に魅了されるようになりました。そこで「日本刀鑑賞」と言えば、やはり日本刀を所蔵している美術館や博物館に出向くことを考える場合が多いかもしれません。しかし実物だけが日本刀の資料ではありません。書物として残される日本刀の記録も十分な価値を持っています。日本刀に関する本は、刀身や茎(なかご)を写した「押形」(おしがた)が有名ですが、刀剣についての和歌を収録した本や、試し斬りの実験結果をまとめた本など、たくさんの本が存在するのです。日本刀にまつわる書物と共に、その歴史を追っていきましょう。

日本刀の書物

日本刀の最高傑作

日本刀の最高傑作
古来より日本刀は、その美しさから、武具としてだけでなく、祭神具や贈答品、家宝としても扱われてきました。日本刀の価値は、その切れ味の鋭さや使い勝手の良さなど、武具としての評価以外にも、美しさや技巧などの芸術的な観点、由緒や伝来などの歴史的な側面からも評価されます。「最高傑作」と呼ばれる日本刀にはどのようなものがあるのか、最高傑作と呼ばれ、現在でも名高い日本刀を観ていきましょう。

日本刀の最高傑作

日本刀の歴史

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日本刀は、日本独自の製法で制作された、片刃の湾刀のこと。日本刀の刃文や堂々とした姿は観る者に独特の美を感じさせ、現在、美術品としての価値が世界で認められ、多くの人に注目されています。平安時代に武士が勃興したことにより、武具として扱われた日本刀が、現在のような文化的財産としての地位を高めたのはなぜなのか、日本刀の変革の歴史や役割の変化について見ていきましょう。

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刀の作り方

刀の作り方
日本刀とは、伝統的な日本独自の製法で作られた刀のこと。日本刀は、古来より専門の刀鍛冶によって作刀され、長い歴史の中でその技術は進化していきました。現在でも作刀技術は伝えられ、新しい刀も生み出されているのです。刀ができるまでの工程を紹介します。

刀の作り方

日本刀のオークション

日本刀のオークション
刀剣に興味を持つと、観ているだけではなく、自身でも持ってみたくなるもの。一方で、刀剣を所持しているけれど、管理に困り、売却やオークションでの出品などを考えている方もいます。その場合、刀剣のオークションはいったいどこで開催しているのだろう、と考える人も少なくないでしょう。そうした方々に向けて、ここでは日本刀のオークションに関する情報について解説。また、オークションについて詳しいお話を聞かせて下さったオークション会社「カーム株式会社」についてご紹介します。

日本刀のオークション

刀の「写し」、「贋作」、「レプリカ」の違い

刀の「写し」、「贋作」、「レプリカ」の違い
刀剣には、「本歌」(本科)と呼ばれる原作刀工による原作刀剣の他に、「写し」、「贋作」、「レプリカ」が存在する場合があります。本歌が優れていればいるほど、「写し」、「贋作」、「レプリカ」が作られるとも言えるのです。「写し」、「贋作」、「レプリカ」とは何なのか。それぞれの違いや作られた目的、メリット(利点)、デメリット(欠点)についてご紹介します。

刀の「写し」、「贋作」、「レプリカ」の違い

名刀が観られる博物館・美術館

名刀が観られる博物館・美術館
「日本刀」は、武器である面と美術品工芸品としての面を持ちます。国宝指定を受けている工芸品の約40%が刀剣類であり、その数は100点以上。それだけ日本刀が、貴重な美術工芸品として高く評価されていると言えるのではないでしょうか。しかし日本刀は国宝だけが素晴らしいわけではなく、そうでない日本刀にも伝来があり、所蔵者を渡り歩いた分の歴史を持ちます。そんな名刀を観覧することのできる博物館・美術館を見ていきましょう。

名刀が観られる博物館・美術館

刀の魅力(姿・刃文・地鉄)

刀の魅力(姿・刃文・地鉄)
日本刀は、数ある刀剣類のなかでも最も見た目が美しいと評される刀です。また、漫画やゲームが好きな人であれば、「最強の武器」としての日本刀に大きな魅力を感じ、美術館などに赴いてその刀身(とうしん)を観るだけでもテンションが上がります。そして、日本刀の魅力はそれだけではありません。刀身をじっくり観れば、1振1振の形状が違ったり、その表面に美しい模様が付いていたりすることに気が付きます。人びとが日本刀に魅了される理由とは何か。日本刀の魅力を各部位の特徴と共にご紹介します。

刀の魅力(姿・刃文・地鉄)

剣とは

剣とは
「剣」(けん/つるぎ)とは、刀身(剣身)の両側に刃を備えた、反りのない刀剣の一種です。日本では、広い意味で「日本刀」のひとつに数えられます。両手で柄(つか)を持ち、主に突き刺すことにおいて威力を発揮。刃長は60cm以上と定義され、それより短く、片手で扱えるタイプは「短剣」です。日本でも古くから歴史に登場してきた剣ですが、平安時代中期に片刃で反りのある日本刀が刀剣の主流を占めるようになると、実戦で用いられることはほとんどなくなり、祭祀的な意味を持つ神社仏閣への奉納品として作刀されるようになりました。

剣とは